そうだ!お店をはじめよう。起業~10年後のリアル

飲食店経験ゼロからの開店ストーリー振り返りと今を生き抜くデザイン。

事業計画書に書く数字 売上計画

こんにちは。

このブログは、飲食店経営者MOGUが、創業時のブログ「そうだ!お店をはじめよう」を振り返り「その通り!」とか「ちがーう!」などと突っ込みを入れながら、これから起業するあなたに、今ならこうする!をつぶやくブログです。

コンセプトや取扱主力商品が決まったら、一度は書いておきたい事業計画書。いやー、助成金やら補助金やらをいただくときに、改めて書くようになるから、起業する前、時間があるときに作っておくことを超おすすめしておきます。

それでは、創業時のオリジナル記事へGO!

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★売上計画
  1表1期(1年)で、横に月、縦にカテゴリ(イートインとかテイクアウト商品とか)を取り3期まで表に数値を入れていく。
  
  1か月の売上=客単価×1日の来客数×1か月の営業日数
  また、その売上分の原価を対にして記入していく。

  ※一般的に飲食業は2月6月に収益がダウンし、8月12月にアップするという
   データがあるので、その対策を含め数値を調整するとよい。
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事業計画書に書く数字の中で、一番掴みにくい数字は売り上げ計画でした。

飲食店経験ゼロ。周りの経験者ゼロ。アドバイザーゼロ。
そんな私に一日に何人客がくるのかなんて、わかるわけありません。よね(;^_^A

捕らぬ狸の皮算用でしかない。

私の場合、あてずっぽうに1日100人の来客と平均単価3000円とか書いていました。((/ω\)
今考えると、根拠もゼロ。郊外の団地にある人通りの少ない場所に偶然来るお客様がいない場所に100人が来客なんてこと、あります?

気をとりなおして、、算出の根拠を洗い出してみましょう。

  ①偶然客がどれくらい通る場所なのか。
  ②ターゲット層はそのうちどれくらいの割合か。
  ③1人当たりの飲食代は?メニューの中央値で計算。
  ④ランチの提供なら、11:00~13:30までに何回転できるのか?
   郊外は1~2回転、オフィス街なら4回転がせいぜいかな。 

  ⑤椅子の数は何席ある?
   4人席なら2人が座るという確率が高いので、席数=客数にはならない。
   よく見積もって席数の4分の3くらいで満席。

   例えば、20個椅子がある店の満席は、15人とします。 
       回転数は2、としたら

       1日の売り上げ計画は 15×2×客単価=A
       1か月の売り上げ計画は A×営業日数

   出ましたか?

   以前の記事にも書いたように、3日分の売り上げで家賃をペイできるように。
   ということは、この数字をつかんでおけば、借りれる物件の相場がわかってくる
   ということになりますね。

 

   事業計画って、ほんとに必要?面倒。と言わずに、数字を洗いだすためにも
   ぜひトライしてみてくださいね。