マーケティング脳を育てる
こんにちは。
このブログは、飲食店経営者MOGUが、創業時のブログ「そうだ!お店をはじめよう」を振り返り「その通り!」とか「ちがーう!」などと突っ込みを入れながら、これから起業するあなたに転ばぬ先の杖を差し出すブログです。
コンセプトや売り上げなど、固いお話しが続いたので、このへんで私の得意なマーケティングのお話で体をほぐしていただきたいと思います。
人脈ゼロ!資金ほぼゼロ!知識ゼロ!経験ZERO~!の私がなんとか9年間経営を続けられたのは、マーケティング脳をもっていたから。と、言っていいと思います。
マーケティングと言っても、とらえ方は様々ですが、私が得意とするのは、消費者視点で先を読むこと。
データ分析で行うマーケティングも確かに大切なのですが、それは事実の後にくるもので、検証に使い、それをもとに改善する際に必要なもの。
だとしたら、まずはこれが必要かも。これは求められているかも。といった、先を読む力がまず育っていなければそこに至らない。と考えています。
自分がやろうとしているお店はどんなお店なのか。
それが決まっていない人は、まず自分という人物をメインターゲットとして設定できる商材をお勧めします。
「自分のような」お客様を大満足させるには。
そう考えると、さまざまな「欲しい」(ニーズ)が見えてきますよね。
何気なく買っていたものを、購買行動の動機付けから分析するんです。
さて、ここで問題です。
「あなたは今日、コンビニやスーパーで何を買いましたか?
それを、どうして買ったのですか?
”おいしそうだったから”。”おなかがすいていたから”
という言葉以外で5つ答えてください。」
マーケティング脳を毎日育てるために、今日からできること。
さて、どうでしょうか。
私は、今日コンビニでお昼ご飯を買いました。
買ったものは、「サラダ巻きずし4個入り」でした。
どうしてそれを選んだのか、私というお客様の深層心理を探りますと
①小雨がちらつき、蒸し暑いのでさっぱりしたものが食べたかったから。
②さっき朝ごはんを食べたばかりだから、食欲がわかず少量のお弁当がほしかったから。
③お給料前だから、ちょっと節約するため。
(1から3はすらすらと出たけど、ちょっと自分に問いかけて)・・・
④そうそう。前に食べたときにおいしかったという記憶がよみがえってきたから。
⑤お昼休みにゆっくり時間がとれないから、作業しながらパクっとつまめるものがほしかったから。
動機がこんなにあったわけです。
お客様視点を磨くため、毎日トライしてみてください。
コツは、買うときは意図しないで欲望に任せること。
あまり考えないで、いつも通り買うことです。
まったく未知のマーケットで商売するより、自分が真ん中にいるマーケットのほうが得意なはず。消費者のプロなんですから。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
★創業時にパワーをくれた本
ドリルを売るには穴を売れ