st.1 コンセプト設計 「自店独自の強みは何だろう?」は、お客様が何を達成するために来店するのか?が答え。
このブログは、飲食店経営者MOGUが、創業時のブログを振り返り「その通り!」とか「ちがーう!」などと突っ込みを入れるブログです。
これからお店をはじめるあなたが、なるべく近道を通れるように。
既にお店を経営していて、ひとり考えているあなたにヒントがあるように。
まずは、創業時のオリジナル記事へGO!
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競合に簡単に真似されてしまうのは本当の強みではない。
・・・とすると、お客様が自店を選び続けてくれる理由=自店の強みって
一体何なのでしょうね。
今強みだと思っている事を列挙してみると
・県内産の自然栽培の野菜を使っています。
・他店にはないバリエーションで提供します。
・県内では当店だけの取り扱いです。
・バターの使用量を抑え、オリーブ油を使っているからヘルシーです。
・予約するとオリジナルの組み合わせでおつくりします。
・プレゼント用のラッピングがオリジナルでかわいいです。
・スタッフが感じ良くて清潔感があります。
・あらゆる年代の方に喜ばれる工夫があります。
これだけありますが、何となく不安。
それもそのはず、すぐに真似されてしまう強みだからなんだな~。
理由がやっとわかりました。
独自の強みって、そういったこととは別に、お客さまから
「だからここが好き」と思っていただける何かなんでしょうね。
立地の魅力や店舗の魅力などを単純にハードの強みとすると
今考えるべきは、目に見えない技術、しくみ、訴求力といったソフト面の強み。
こだわり軸に基づいた個々のお客様にとっての魅力ですね。
それは・・・
・素材や製法に隠し事がない=正直=安心
・欲しいサービスや商品について意見交換できる。
・食を通して双方向の情報交換ができ参加意識=仲間意識がある。
・商品企画にかかわることができる。
だとすると、ターゲットとのネットワーク力だ。
同じことをネットワーク力のない店がやっても単発で終わる。
そっか!
『これまでの長い主婦経験と、まぎれもない普通の主婦感覚と
ターゲットに近い複数の主婦ネットワーク。』
これこそが、独自資源だ。
ネットワーク力。。。今のネットワークを軸として
ひろげていく仕組みを戦略にすればいいわけだ。
核となるお客様とその周辺のお友達。
おひとりで行動する方々にも独自のネットワークがあるはず。
簡単ではないからこそ、独自となり得る。
大きくなくてもいい。
強く深いネットワーク=ファンを作ろう!
<10年目の検証>
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最初に結論をいいますと、、
間違っていました。(;^_^A
うちの場合はですが。
強く深いネットワークづくりのために、メール会員、試食会、雑貨販売体験制度などトライしてみましたが、2年が限界でした。
集客効果はあったので、やるならオープン時限定、とか、専任のスタッフをつけるとかするといいですね。
なぜって、毎日ヨレヨレになるまで働いていて、やらなきゃならない事だけに終始追われていて、どんどんファンの方々への水やりが後回しになってしまうから。
それだけでなく、お客様の興味はどんどん新しいところ(他店、新情報)へ移動するからです。それは、当然のことなんですよね。自分だってそう。移り気なんです。
結論として、うちの店の強みは
「誰とも被らないプレゼント」
これは、先日お客様からいただいたお言葉です。
これほどの強みってないですよね。
確かに日本中探しても、被らない。
お客様の利用目的を、もらさず書留めましょう。
わからないときは、お客様が教えてくださいます。
これから創業しようと思う方は、同じような商品を扱っている
成功者のアピールの仕方を研究して、どこを強みにしているか研究しよう。
これを知れば、あなたはもっと強くなる!のだ。
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